軽貨物ドライバーにとって、ケガや病気の時に備えるための医療保険はとても重要です。今回は、医療保険について種類や保険期間など詳しくご紹介していきます。
医療保険とは?
医療保険とは、ケガや病気になったときに治療費の一部を負担してくれる保険のことです。しかし、医療保険といってもいくつかの種類が存在します。どのような種類があるのか、詳しく見ていきましょう。
公的医療保険
日本では国民皆保険という制度がとられており、国民は必ず公的医療保険に加入しなければなりません。
公的医療保険には、会社員などが加入する「組合健保・協会けんぽ」公務員が加入する「共済組合」その他自営業の人などが加入する「国民健康保険」があります。
公的医療保険に加入することで、医療費の自己負担割合が3割になります。しかし、病気やケガによって生じる医療費などは様々で、公的医療保険だけで全ての支出をカバーすることは難しいこともあります。
民間医療保険
民間医療保険は、公的医療保険でカバーすることができない部分を補うための保険です。多くの民間保険会社から保険商品が出ており、自分に合った保障内容の保険を選択して加入することができます。
民間医療保険では基本的に、入院費や手術費を入院給付金や手術給付金などの保障でカバーします。
医療保険の保険期間
医療保険の保険期間には、主に2つの種類があります。一つが定期保険(有期型)、もう一つが終身保険(終身型)と呼ばれるものです。
定期保険は10年や15年、20年といった一定期間か、60歳や65歳、70歳といった一定年齢で更新や満期の区切りが定められています。
終身保険の場合は、保険期間内に区切りが存在せず、被保険者が亡くなるまで続く一生涯の保険になっています。
医療保険をサポートする保険
医療保険以外にもケガや病気に備えるための保険があります。医療保険と合わせて利用することで、長期的な治療や療養に対しても備えることができるので覚えておくと良いでしょう。
就業不能保険
その名の通り、働くことが出来なくなった場合に、毎月一定額の給付金をもらうことができる保険です。大きな病気やケガにより、数年などの長期間働けなくなるケースがあります。
通常の医療保険ではカバーしきれない、長期的な医療を補完するための保険と考えると良いかもしれません。
おわりに
長距離を運転する軽貨物ドライバーは、常に事故の危険と隣り合わせです。なので、万一に備えた保険選びはとても重要になってきます。
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