軽貨物運送業の「 搭乗者傷害保険」はどんなときに役立つ?補償内容と支払われる保険金のしくみについて

投稿日カテゴリーお仕事トラブル解決保険

今回は自分や同乗者がケガをした際のための保険の一つである、搭乗者傷害保険についてご紹介します。

補償内容や保険に関する注意点について詳しく解説していくので、しっかりと覚えていきましょう!

ナビを確認する車内の二人の若い男女

搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険とはどのような保険なのでしょうか。補償内容や保険金の支払いについてご紹介していきます!

搭乗者傷害保険とは

契約していた車に乗っている際の事故で自分や乗っていた他の人がケガなどをしてしまった場合に保険金が支払われる保険です。

人身傷害保険とは保険金の支払い日などで差があるため、内容が似ていても違う保険になります。

支払い日

搭乗者傷害保険の保険金は入院などの期間が5日以上経過した場合に支払われる仕組みとなっています。

そのため、支払いまでの日数が少しかかってしまう人身傷害保険に比べると、保険金が支払われるスピードが早いというメリットがあります。

搭乗者傷害保険の注意点

搭乗者傷害保険には注意しなければいけない点や勘違いしやすい点があります。どのような点か、詳しく解説していきます!

故意や過失による事故

違法行為に当たる乗り方などをしていたことにより、事故が起きてしまった場合は、搭乗者傷害保険の補償対象から外れてしまいます。

飲酒運転などはもちろんのこと、車の窓から身体を出していた時にケガをしてしまった場合や、車内の席ではなくトラックなどの荷台に座っていた時にケガをしてしまった場合も、保険金は支払われません。

また、既定の定員よりも多く乗車していたという際も補償の対象外になるので、注意しましょう!

軽貨物車両に乗る若い男性ドライバー

全額補償してくれるわけではない

人身傷害保険の場合は、治療や入院にかかった費用の全額を補償してくれましたが、搭乗者傷害保険の場合は必ずしもそうではありません。

搭乗者傷害保険で支払われる保険金額は、ケガをした身体の部位やケガの重症度、症状などで変わってきます。

そのため、たとえ入院費や治療費で50万円かかったとしても、症状が軽かった場合やケガをした部位によっては20万円しか保険金が支払われないという可能性があるので覚えておきましょう。

おわりに

搭乗者傷害保険はとても安心できる保険ですが、しっかりと理解してから加入しないと、保険の内容を勘違いしてしまいます。保険に加入する際は、保険の内容やメリットの確認を徹底しましょう!

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