軽貨物運送業を開業する際に初めて購入するべき車は?軽貨物車両の分類とそれぞれの特徴について

投稿日カテゴリーお仕事

軽貨物運送業を開業する際、軽貨物車両を準備しなくてはなりません。しかし、一体どのような車両を用意すればよいのか悩まれたのではないでしょうか?

今回は、開業時に購入するべき車の特徴と買い貨物車に分類される車をいくつかご紹介しいていきます。

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開業時に購入するべき車のポイント

まずは、軽貨物運送業に必要な車両を選ぶ際のポイントについてみていきましょう。

荷物を積める荷台部がある

当然の話ですが、荷台がなくては荷物が運べません。乗用車のトランクのような狭いスペースでは、いくら燃費が良くても一度運べる量が減ってしまい、余計なガソリン代がかかってしまうほか、事業に必要な4ナンバーを取得できない恐れがあります。

荷物の積み下ろしする扉の大きさ

車の開放部が狭い車では、大きめの荷物を積むことができなくなってしまうなどの恐れがあります。また、国土交通省において、軽貨物運送業に使用する車両の開放部は縦横各800㎜以上が必要となっています。

燃費の良さ

開業したての時期はお金の面で余裕がないことが多く、経費を少しでも抑えたいものです。軽貨物運送業では、毎日100㎞以上の距離を走ることもあります。燃費の悪い車をつかっていては余計なガソリン代がかさんでしまいますし、給油が増え無駄な時間を作ってしまいます。

軽貨物車両の分類

軽貨物車両を選ぶ際には、しっかりと自分の用途に合った車を選ばなくてはなりません。これからのパートナーとなる大切な車となるので、慎重に選びましょう。それでは、様々な軽貨物車両の特徴を紹介していきます。

軽バン

荷台の大きさ

荷台の長さ約1,950㎜
荷台の横幅約1,370㎜
荷台の高さ約1,230㎜
※メーカーによって異なることがあります。

エンジンを運転席の下などに配置してあることで、荷室を大きく確保したワンボックスカーとも呼ばれている車です。

たくさんの荷物を積むことができるほか、荷台が車体で囲まれている設計のため、突然の雨風からも荷物が汚れることを防いでくれます。この車は、後輪が駆動すようになっているため、重い荷物を積んでいても運転のしやすい車です。

非常に小回りが利く車種ですので、細い道路を通らないといけないような配達先にでも行ける車になっています。

箱車

荷台の大きさ

荷台の長さ約1,890㎜
荷台の横幅約1,450㎜
荷台の高さ約1,270㎜
※メーカーによって異なることがあります。

軽トラックの荷台をパネルで覆っている車です。パネルバンなどと呼ばれており、雨風から荷物をしっかり守ってくれる車になっています。

荷台のパネルは施錠することができるため、セキュリティがしっかりしている車です。ですので送り状などの個人情報が貼られているような荷物を運ぶことができます。

しかし、この車は構造上の都合により死角が他の車に比べて多くなっています。トラックの運転に慣れている方は問題なく運転できると思いますが、あまり自信がない方はバックモニターを導入するなど工夫が必要になってきます。

幌車

荷台の大きさ

荷台の長さ約1,940㎜
荷台の横幅約1,410㎜
荷台の高さ約1,200㎜
※メーカーによって異なることがあります。

軽トラックの荷台に金属製の骨組みと帆布と呼ばれる防水の布で覆うことのできる車です。

雨風から荷物を守ってくれ、引っ越しなどで使うわれる機会が多いです。

幌は布製ですので、経年劣化が起きやすく定期的なメンテナンスが必要になります。しかし幌自体は値段がそこまで高くないので、導入しやすい車です。

冷蔵車・冷凍車

荷台の大きさ

荷台の長さ約1,700㎜
荷台の横幅約1,250㎜
荷台の高さ約1,030㎜
※メーカーによって異なることがあります。

荷台の温度を調節する機能を持った車です。冷却方法はクーラーを使ったものや、凍らせた板を使い保冷するものなどあります。

冷凍されている食品や常温では運べない医薬品などを運ぶことに特化した車両です。保冷機能はある分荷台の大きさはパネルバンには劣りますが、同じような使用が可能であるため万能な車とも言えます。

しかし、車体の価格は高く中古車でも100万前後の相場となっているため、導入する際は慎重に考えましょう。

軽商用車

荷台の大きさ

荷台の長さ約1,580㎜
荷台の横幅約1,300㎜
荷台の高さ約1,230㎜
※メーカーによって異なることがあります。

軽バンよりも一回りほど小さい車体が魅力の車です。軽バンよりも積載能力が劣るものの、その分小回りが利きやすいなどのメリットもあり、積み下ろしもしやすい車です。

エンジン運転席の前に配置した車種もあり、荷台から助手席までをフラットにし、より大きく長い荷物を運ぶことを可能にした車種も存在しています。

また、日常でも使えるようなデザインをしている車種もありコストパフォーマンに優れた車とも言えます。

保険の加入も忘れずに

軽貨物ドライバーになったら入っておくべく保険も少し紹介しておきます。

自賠責保険

国の法律で加入が義務づけられている保険です。補償内容は対人賠償に対する補償のみです。補償には上限があり、相手の怪我に対する慰謝料等の補償は120万円までとなっています。自賠責保険に加入していない状態では公道を走ることができず、車検を受けることもできません。

任意保険

任意保険とは、自賠責保険ではカバーしきれない部分をカバーしてくれる保険です。任意保険は対人・対物補償の上限金額を無制限にすることができたり、自分の怪我や車の故障に対する保険をかけることもできます。加入はあくまでも任意ですが、軽貨物ドライバーとして働く際は絶対に加入しましょう。

貨物保険

事故などで荷物を破損させてしまった際、荷主に対して支払う損害賠償をカバーしてくれる保険です。軽貨物運送業では比較定期小さく安価なものを取り扱いますが、破損した荷物が増えればそれだけ損害額も大きくなります。万が一に備え加入しておくことをおすすめします。

おわりに

軽貨物運送業を始めるに欠かすことのできない軽貨物車両ですが、自分の仕事に合った車を選ぶことで効率のいい仕事をすることができます。軽貨物ドライバーにとって仕事の効率は収入に直結するので、この記事を参考に車両を選んでみてください。

また車両については、契約した運送会社が用意をしてくださることが多いので、ご自身で用意する場合の手続きや費用などの面でお困りの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談下さい。

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