ケガや病気などで働くことができなくなった際に、お金を補償してくれる保険が医療保険以外にあることをご存じでしょうか。
今回は、働くことができない期間の収入を補うための保険についてご紹介します!
働けなくなった時の保険
働くことができなくなった時のための保険は2つあります。どのような保険なのかご紹介していきます!
就業不能保険
就業不能保険はケガや病気などで長期的に働くことが出来なくなってしまった場合に給付金をもらうことができる保険です。
主に生命保険会社が出している保険で給与と同じように毎月一定額の保険金を受け取ることができます。
所得補償保険
就業不能保険と同じように、ケガや病気で働けなくなった時に減少する所得を補うための保険です。
所得補償保険は損害保険会社が出している保険で、税込み年収の一部が補償され、毎月一定の金額を受け取ることができます。
就業不能保険と所得補償保険の違い
先ほどご紹介した就業不能保険と所得補償保険はとても良く似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか。
二つの保険の違いについて、詳しく見ていきましょう!
保険期間
就業不能保険の保険期間は、60歳や65歳などの年齢で決められることがほとんどです。一度契約を結べば満期を迎えるまで月々の保険料は変わることがありません。
所得補償保険の場合、保険期間は1年~5年などの短期での契約が一般的です。契約した期間が終わればその都度更新が必要で、更新時に年齢が上がると保険料も上がるようになっています。
保険金額の上限設定
就業不能保険の上限額は、契約前の年収に応じた金額が設定されます。金額は年収区分によって分けられており、保険会社によって区分の金額や上限額が変わってきます。
所得補償保険は被保険者の所得額に応じて上限が定められています。基本的には契約する前の12ヶ月分の所得をもとに決められ、所得の50%~70%程度の金額が上限になります。
給付金の受け取り
就業不能保険の給付金は保険期間中であれば働けない限り受け取ることができます。また、受け取る際の年収が契約時と変わっていたとしても給付金が変わることはありません。
それに比べ所得補償保険の場合は、受け取れる期間は最長2年間であることが多いです。さらに、給付金を受け取る際の所得によっては給付金の額が変わるので注意が必要です。
おわりに
会社などで働くよりもケガをしてしまう確率が高い軽貨物ドライバーにとって、働けなくなった場合の保険は大切です。万が一の時のことを考え、保険に加入することをおすすめします。
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