フリーランスの軽貨物ドライバーを目指すなら知っておくべき「車」にまつわる税金の話

投稿日カテゴリー費用・コスト

フリーランスの軽貨物ドライバーとして独立する場合、お仕事には軽貨物車両が必要になります。車にかかる税金は事業のコストとなるので、フリーランスの方は気になるところではにないでしょうか。

今回は車にまつわる税金について紹介します。軽貨物車両について触れながら解説するので、フリーランスの軽貨物ドライバーを目指している方は是非参考にしてください。

自動車税をモチーフにしたミニカーと電卓

車の購入にかかる税金

軽貨物ドライバーとして独立するにあたって、軽貨物車両を用意しなければなりません。では、車を購入する時にはどんな税金がかかるのでしょうか。

車両に乗る女性の軽貨物ドライバー

自動車税

自動車税は毎年4月1日時点で車を所有している方が納税する義務のある税金で、4月末から5月初旬にかけて納税通知書が送付されます。税金は5月末日までに納めなければなりません。

税額は車の排気量によって決められますが、軽貨物車両の場合は軽自動車税となり、車の排気量に関係なく税額が一律で決められています。

2015年4月1日を境に、車を新規取得した時期に応じて税額が変わります。

自動車重量税

自動車重量税は車両の重さに応じて課される税金で、納付は車検時に行うのが一般的です。乗用自動車や乗用軽自動車の場合は車両重量によって税額が決まりますが、軽貨物車両の場合は車両総重量に応じて税額が規定されています。

車両重量と車両総重量にはどういった違いがあるのでしょうか?

車両重量と車両総重量の違い

車両重量は車両本体の重量にガソリンが満タンの状態で、エンジンオイル、冷却水、バッテリーなどを含めた状態の重量です。

車両総重量は車両本体の重量に加え、車両に乗車可能な人数が車に乗った状態の重量となります。軽貨物車両の場合はそれに加え、積載可能な荷物を載せた状態の重量になります。

軽貨物車両の場合、車両重量+乗車可能人数×55kg+最大積載重量の計算式で車両総重量を求めることができるので、気になる方は実際に計算してくださいね!

環境性能割

環境性能割は2019年10月1日から課税されることになった新しい税金で、車を購入する時に支払います。

車の環境性能によって税率が異なり、電気自動車・燃料電池車・クリーンディーゼル車などは非課税、ガソリン車・ハイブリット車などが課税対象となります。

軽貨物車両の場合、税率は0~2%で、車両の取得価格に税率をかけたものが税額となります。

画像引用 経済産業省

消費税

消費税は購入した車の価格に10%の税率が課せられます。これは、自動車の区分や軽貨物車両に関係なく、全ての車やものが課税対象です。

車の維持にかかる費用

車を購入しても、車を維持する費用がかかりますよね。車の維持にはどういった費用がかかるのか見ていきましょう。

自賠責保険料

自賠責保険は自動車損害賠償責任意保険の略称で、車の所有者に加入が義務づけられているので強制保険とも呼ばれています。

軽貨物車両の場合、軽自動車や普通自動車よりも自賠責保険料が割高です。乗用軽自動車は24ヵ月での自賠責保険料が21,140円となっているのに比べ、事業用の軽貨物車両は24ヵ月で33,320円の保険料になります。

任意保険料

自賠責保険では、事故を起こした際に対人事故の場合のみ、一定の金額の範囲内で保険金が支払われ、運転者自身のケガや事故を起こした相手の車への補償はありません。自賠責保険の補償では補いきれない部分をカバーするのが任意保険です。

加入の義務はありませんが、車を運転する際の事故のリスクに幅広く対応できるので、加入することが勧められます。

保険料は保険会社や契約者の年齢、等級などで変わりますが、軽貨物車両の任意保険料は普通自動車などに比べて高くなります。

その他のコスト

車はガソリンがなければ走らないので、維持にはガソリン代がかかりますよね。また、毎年かかる自動車税などの税金や車検費用などのコストもかかります。

こういった諸々の費用をしっかりと理解しなければ、フリーランスの軽貨物ドライバーとして独立する際、車のかかるお金に悩まされることになるかもしれません。

税金やランニングコストを考え、上手に車を使っていきましょう。

車にかかるお金を安く抑えるコツは?

車にかかる税金や維持にかかる費用について紹介しましたが、どうすれば車にかかるお金を安くできるのでしょうか。

車にかかるお金を安く抑えるコツを4つ紹介します。

車の購入時期を考える

自動車税は毎年4月1日時点の車の所有者に納税の義務があることは先ほど紹介しましたね。車を4月1日に購入してしまうと、自動車税が課税されるので、4月1日以降に車を購入することで1年分の自動車税を節約することができますよ。

燃費の良い車に乗る

軽貨物ドライバーなど、毎日車を走らせて配送をするお仕事ではガソリンにもかなりのお金がかかります。

ガソリン代のシミュレーションをしてみましょう。

ガソリンの価格:100円/1L
車の燃費:10㎞/L
毎月の走行距離:3,000㎞

1ヵ月にかかるガソリン代=30,000円
1年でかかるガソリン代=360,000円

こうしてみると、ガソリン代も馬鹿にできませんよね。しかし、車の燃費が20㎞/Lだとすればどうでしょう。上記のシミュレーションのガソリン代が半分になりますよね。

軽貨物業など、車を使ったお仕事をする場合、ガソリンにかかるお金も考えるようにしましょう。

車の購入費用を抑える

軽貨物ドライバーとして独立する際、車を新車で購入する必要はありません。基本的に、軽貨物車両であれば中古車やリース車でもいいのです。

車を新車で購入すれば、100万円以上の資金が必要になりますよね。カーローンを組んだとしても毎月数万円の返済が必要です。

しかし、中古車の場合は50万円前後での購入も可能で、リース車の場合は毎月20,000~30,000円程度の利用料金で車を借りることができます。

独立後数年でドライバーを辞めることになった場合などを考えると、車の購入費用はできるだけ安く抑えた方がいいでしょう。

ただし、状態が悪い車や燃費が悪い車などは購入後にかかる修理や維持の費用が高くなるので注意が必要です。

車の維持費を抑える

車にかかる維持費で抑えることができるのは車検費用。任意保険料・ガソリン代です。ガソリン代については先ほど紹介しましたね。

4ナンバーの軽貨物車両の場合、車検は毎年受けることになります。車検業者に車検を依頼した場合、車検費用は60,000~100,000円程度になることが一般的です。これが毎年続くとなるとかなりの出費になりますが、車検はユーザー車検にすることで安く抑えることができます。

ユーザー車検は車検業者に依頼せずに自分で車検を受ける方法ですが、車検費用を50,000円以下に抑えることも可能です。

また、任意保険料も毎年又は毎月かかるので、保険内容を工夫するなどの方法で費用を安く抑えましょう。代表的な例として、自分の車に対しての補償である車両保険を保険に含まないことで任意保険料を安くすることができます。

軽貨物ドライバーとして独立した場合、車の維持にかかるお金を安くすることができれば、自分の収入を上げることにつながりますよね。

まとめ

車にかかる税金には様々なものがあり、購入や維持にも税金がかかることがおわかりいただけたでしょう。

フリーランスの軽貨物ドライバーなど、車を事業に使う方は車にかかる税金や維持費は事業にかかるコストとなるので、コスト削減を図ることで事業の利益が上がります。

工夫すれば簡単に安くすることができるので、この記事を役立ててください。

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