軽貨物ドライバーが知っておきたい「案件」について!運ぶ荷物や距離と時間帯など詳しく解説します!

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軽貨物ドライバーとして働く際、自分が獲得する案件は収入に直結し、案件によって働き方が変わります。そのため、軽貨物の案件を知っておかなければ、理想の働き方や収入が実現できないかもしれません。

今回は、軽貨物ドライバーの案件について紹介します。運ぶ距離や時間などについて詳しく解説するので、案件獲得の際に是非参考にしてみてください。

荷物を運ぶ女性

軽貨物ドライバーの案件には種類がある

軽貨物ドライバーの案件にはいくつか種類があり、それぞれ案件形態が違います。ここでは軽貨物業で代表的な3つの案件形態を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

決められた場所に配達するルート便

ルート便とは、毎日・毎週・毎月など、決められた周期で定期的に配達を行う案件形態です。主にコンビニやスーパーなどの企業に対して、決められた日時に商品を運びます。

ルート便としてイメージしやすいのが新聞配達です。新聞は毎朝出荷され、新聞配達員がそれぞれのお宅に配達を行います。

しかし、コンビニやスーパーなど、ある程度まとまった量の新聞を必要とする場所には、新聞配達員では配達することができません。

そういった場合に活躍するのが軽貨物ドライバーで、毎朝出荷される新聞を企業が指定した時間に届けます。

ルート便はあらかじめ決められたルートで配達を行うため、未経験のドライバーでもお仕事がしやすいほか、朝は交通量が少なく渋滞が発生しない、不在が基本的にはないため、効率よく配達をすることが可能です。

また、頻繁に企業の方とコミュニケーションを取るため、新しい案件を獲得するチャンスを作ることもできます。

軽貨物車両の運転席でポーズを取る若い男性ドライバー

突発的に発生するスポット便

スポット便は荷主が指定した時間に、決められた場所へ配達を行う案件形態です。突発的に発生することが多く、案件の単価が高い特徴があります。

ルート便のような継続的な案件とは違い、スポット便の場合は「単発案件」と呼ばれるものになります。

具体的には、荷主から「今日の13時に空港で〇〇の荷物を受け取り、15時までに〇〇に届けてほしい」といった依頼をされ、対応できるドライバーが対応します。

案件がいつ来るか予想ができないため、1日のスケジュールが狂ってしまうことも考えられますが、それ以上に高単価な案件になるため、ドライバーの間で取り合いになることも少なくありません。

荷主が車両を貸し切るチャーター便

チャーター便とは、その名の通り荷主が車両とドライバーをチャーター(貸し切り)し、配達を行ってもらう案件形態です。

荷主は日時を指定し、時給あるいは日給でチャーターを行います。チャーターの時間内であれば荷主はドライバーに自由にお仕事の依頼ができるため、ドライバーは荷主の依頼に対応します。

大変そうに思えますが、チャーター便の需要はとても高く、報酬も高額になることが多いです。難点は、時期により案件の増減がある事でしょうか。

ポイントの文字を指差ししているモチーフ

軽貨物ドライバーが配達を行う時間帯

続いて軽貨物ドライバーは配達を行う時間帯について紹介します。配達を行う時間帯は先ほど紹介した案件形態によって異なるため、案件に触れながら見ていきましょう。

早朝に配達を行う

早朝に配達を行うことが多い案件はルート便です。新聞など企業に納品する荷物はお店が開く前に納品する必要があるため、朝早い時間帯に納品時間が設定されていることが多い傾向にあります。

また、スポット便においても朝早くから突発的に依頼が舞い込んでくることもあり、そういった場合は早朝の配達を行うことになります。

深夜に配達を行う

深夜に配達を行うことが多い案件はチャーター便です。チャーター便は荷主が車両とドライバーをチャーターしている間はどんな時間帯でも配達を依頼することができます。

深夜帯は稼働している軽貨物ドライバーは少ないため、深夜に配達を行いたい荷主はチャーター便を利用することがあるのです。

軽貨物にも遠距離案件がある?

軽貨物ドライバーのお仕事は短・中距離の配達範囲であることが多いですが、中には遠距離の案件もあります。

遠距離の案件として多いのがスポット便とチャーター便です。スポット便の場合、「今日の10時に羽田空港に着く荷物を19時までに関西空港に届けてほしい」など、突発的に遠距離の案件を依頼されることもあります。

チャーター便の場合、荷主が車両とドライバーをチャーターしている間は、「関東で集荷した荷物を関西方面に配達してほしい」といった依頼をすることも可能です。

遠距離案件は時給制や日給制のほか、走行距離で単価が設定されていることもあり、移動は長距離になります。高単価で稼ぎやすくはありますが、長距離運転や深夜の運転などに自身がない方はつらいかもしれません。

睡眠不足や疲労は事故を起こす原因になるので、無理のない案件を獲得するようにしましょう。

軽貨物ドライバーは保険に入ろう

軽貨物ドライバーとして働く場合、どういった保険に入らなければいけないかご存知ですか?ここでは、軽貨物ドライバーの方に加入してほしい保険について紹介します。

お仕事や収入にも大きく関係するため、是非チェックしてください。

ヘッドセットをつけた若い女性

自賠責保険

自賠責保険は別名「強制保険」と言われ、車を持つ全ての方に加入が義務付けられています。自賠責保険は事故を起こした時の補償とされますが、補償の範囲や金額は必要最低限です。

かといって入らないと法律違反になり、車検を通すこともできません。自賠責保険の加入は必ずしましょう。

任意保険

任意保険は事故による相手や車への損害を補償する保険で、自賠責保険で補償されない部分をカバーしてくれます。

軽貨物ドライバーは車を使用する頻度が高く走行距離も長いため、事故を起こす確率は一般の方よりも高いといえるでしょう。

万が一事故を起こした際に任意保険に加入していないと、自賠責保険でカバー仕切れない部分を自己負担することとなります。

そういったリスクを考えると、任意保険には加入しておくことをおすすめします。

貨物保険

貨物保険は運送業界特有の保険で、軽貨物ドライバーには絶対に加入してほしい保険です。貨物保険とは、軽貨物ドライバーが配達する荷物が事故などで破損した場合、荷主に行う損害賠償を補償してくれる保険です。

軽貨物ドライバーは配達する荷物が破損した場合に責任を取る必要があり、時には高額の損害賠償を請求されることもあります。貨物保険に加入しておけばそういった不測の事態にも対応することができるので、万が一に備え加入しておくようにしましょう。

貨物保険について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

https://hataplu.jp/blog/?p=243

軽貨物ドライバーQ&A

軽貨物ドライバーとして働く際に皆さんが疑問に思うことをQ&Aでまとめました。現在軽貨物ドライバーとして働いている方や、これから軽貨物ドライバーとして働こうと思っている方は是非参考にしてください。

早朝の配達のメリットはなんですか?

早朝案件はライバルが少なく、案件を獲得しやすいメリットがあります。早朝の案件は早いときであれば朝5時からお仕事が始まる場合もあるため、中には朝起きるのが苦手といった理由で早朝案件を避けるドライバーの方もいるようです。

フリーランスの場合は早朝案件に多いルート便などの案件を獲得することで、安定した報酬を得ることも可能になるでしょう。

深夜の配達は眠くなりませんか?

深夜に配達する場合、睡眠をしっかりとっておくことが大事です。例えば、チャーター便などあらかじめ日時が決まっている深夜配達案件を受注した場合、前日はお仕事を早く切り上げ、十分な睡眠を取るような工夫をするといいでしょう。

お仕事を早く切り上げたとしても、深夜配達は高単価なものが多いので、報酬はプラスになりますよ。それよりも、居眠り運転で事故を起こしてしまうことの方が大変なので、眠くならないような対策は必要です。

お仕事はきついですか?

軽貨物ドライバーのお仕事は楽ではありません。荷物の積み下ろしや長時間の運転など、身体を使ったお仕事になるため、体力に自身がない方はつらく感じるかもしれません。

しかし、お仕事をしていくうちに体力もつき、慣れれば効率よくお仕事をできるようになればそれほどつらく感じることはないでしょう。

荷物を運ぶ若い男性ドライバー

遠距離案件の場合、交通費はどうなりますか?

遠距離案件の場合、高速料金やガソリン代がかかりますね。こういった交通費は案件を契約するときに荷主とドライバーのどちらが負担するかしっかり確認しておきましょう。

交通費の負担は案件や企業によって異なりますが、ドライバーが立て替えて後から荷主がドライバーに支払うということが多いです。

遠距離案件は稼げますか?

遠距離案件は稼ぎやすい案件です。案件の単価は案件毎に異なりますが、関東から関西までの配達で数万円という報酬を得ることも珍しくありません。しかしながら経験者を求められることや、仕事の量が季節によって左右されるなど、安定して稼ぐには経験が必要といわれています。

おわりに

軽貨物ドライバーの案件について詳しく紹介しました。それぞれ案件毎の違いや特徴がお分かりいただけたと思います。

軽貨物ドライバーとして働く際、どんな案件を受注するかは自分の働き方や収入に大きく影響します。自分に合った案件を見つけ、効率良く安全運転でお仕事をするように心がけましょう。

Goo-STARTでは今回紹介したような案件のほか、軽貨物ドライバーとして働く方のために様々なお仕事を紹介しています。未経験でも軽貨物ドライバーになることができるので、興味がある方は下記ホームページをご覧ください!

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