軽貨物運送業を始めようと思っても、軽貨物車両には様々な車種がありどの車を買ったらいいのか悩まれたことはありませんか？
この記事では、軽貨物運送業におすすめの「幌車」と呼ばれる車について紹介していきます。
「幌車」(ほろしゃ）ってどんな車？
幌車とは、平ボディの荷台に幌骨と呼ばれる金属製の枠組みに綿やポリエステルでできている帆布をかぶせてある車両のことを言います。人の手でシートを掛けるタイプや枠組みにワンタッチで装着できるものもあります。
主に荷台の後ろ側のみ開けることができるものが多いですが、側面をカーテンのように開け閉めできるものなど、バリエーションがいくつか存在します。
幌車を選ぶメリットとデメリット
幌車の特徴も紹介しつつメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
・荷台が帆布で覆われているため、ある程度は雨風から荷物を守ってくれるので雨の日でも運送ができます。
・幌はパネルなどより軽量なのでガソリン代も節約でき、荷台も大きく確保できるため背の高い荷物を運ぶこともできます。
・導入金額が安く幌部分は5万円台で販売されているところもあり、同じように荷台を覆われているパネルバンよりも安く購入することができます。
デメリット
・幌では雨風を完璧に防げるわけではないので、精密機械のような物の配送には不向きです。
幌車が向いている配送方法
ここからは、幌車でどのような運送で使われているのか、どのような荷物の配送に適しているのか紹介していきます。
引っ越し荷物の運送
荷台が広いのでソファーのような少し大きめな荷物や背の高い観葉植物なども運ぶことができます。
長距離の運送
荷台が覆われているため長距離の移動の際の突然の天候悪化による雨にも対応できます。
農作物の運送
長距離の運送と同様に、雨風にふれないように荷物を目的地まで運ぶことができまするため、傷みやすい野菜などの運送に向いています。
おわりに
今回は、軽貨物運送業におすすめの「幌車」の特徴や配送方法を紹介した。近年、軽貨物運送業の需要が高くなっているため、軽貨物ドライバーとして働きだそうとしている方もいらっしゃるでしょう。
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