軽貨物運送業には4ナンバーの車両が必要になりますが、4ナンバー車両がどういった車かご存知ですか?今回は4ナンバー車両について、税金などを紹介します。
車のナンバープレートについて
車のナンバーにはそれぞれ分類番号があり、0~9番までの番号がナンバープレートの地域名の隣に書かれています。4ナンバー車両の場合は400、5ナンバー車両の場合は500というように、分類番号が3桁の数字の1桁目になります。
4ナンバー車両とは
4ナンバー車両とは、いわゆる貨物用の車になります。一般的な車は人が乗ることを目的としているのに対し、4ナンバー車両は物を運ぶことを目的としています。軽トラなどをイメージするとわかりやすいですね。
では、4ナンバー車両はどういった車が当てはまるのでしょうか。4ナンバー車両に分類される条件を見ていきましょう。
4ナンバー車両の条件
4ナンバー車両の前提として、小型の貨物車両ということが挙げられます。4ナンバー車両の条件は以下の通りです。
・全長4.7m以下
・全幅1.7m以下
・全高2.0m以下
・総排気量2,000cc以下
・乗車部分よりも荷室の面積が広い
上記の条件に該当する車であれば、普通車でも4ナンバー車両として登録することが可能です。
4ナンバー車両の自動車税
続いて、4ナンバー車両の自動車税について見ていきましょう。普通車・軽自動車毎にそれぞれ紹介します。
普通車の場合
普通車の場合、4ナンバー車両の自動車税は積載量で決まります。普通車の自動車税は以下の通りです。
1t以下:8,000円
~2t:11,500円
~3t:16,000円
~4t:20,500円
~5t:25,500円
3ナンバーの普通車は最低でも29,500円の自動車税がかかるため、4ナンバー車両の自動車税はかなり安いことが分かりますね。
軽自動車の場合
軽自動車の自動車税は軽自動車税と呼ばれ、一律で税額が決められており、4ナンバーの軽自動車の軽自動車税は5,000円となっています。
5ナンバーの軽自動車の場合は10,800円となっているので、4ナンバーの軽自動車税は安いことが分かります。
おわりに
4ナンバー車両について税金などを紹介しましたが、4ナンバー車両は自動車税が安いことがお分かりいただけたでしょうか。軽貨物ドライバーを目指している方は、4ナンバー車両に変更できるような車両を購入することをおすすめします。
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