軽貨物車両に限らず、車を購入するときにかかる税金をご存知ですか？今回は、環境性能割について、適用される基準や税率を紹介します。
環境性能割とは
環境性能割とは、これまで車を購入するときに課税されていた自動車取得税に変わり、2019年10月1日から導入された新しい税金です。
自動車取得税は登録車3%、軽自動車2%というように一律で税金が決められていたのに対し、環境性能割は車の燃費性能に応じて税率が変わります。
基本的に燃費が良い車ほど税率が低くなる仕組みとなっています。
環境性能割が適用される基準
環境性能割は2019年10月1日以降に購入される全ての車に適用されます。これは、新車・中古車に限らず、車の購入者に税金を支払う義務があります。
環境性能割の税率
軽貨物車両は軽自動車に分類されます。環境性能割は車の燃費性能によって税率が変動し、軽自動車の環境性能割税率は以下の通りです。
電気自動車：非課税
2020年度燃費基準+40%達成車：非課税
2020年度燃費基準+30%達成車：0%
2020年度燃費基準+20%達成車：0%
2020年度燃費基準+10%達成車：0%
2020年度燃費基準達成車：1%
上記以外の自動車：2%
上記の通り、燃費が良いほど税率が低くなることが分かると思います。
環境性能割の軽減措置について
環境性能割には税率の軽減措置があり、2019年10月1日から2021年3月31日の間は基本税率が1％軽減されます。
先ほど紹介した環境性能割の税率を当てはめてみましょう。
2019年10月1日から2021年3月31日の間
電気自動車：非課税
2020年度燃費基準+40%達成車：非課税
2020年度燃費基準+30%達成車：0%
2020年度燃費基準+20%達成車：0%
2020年度燃費基準+10%達成車：0%
2020年度燃費基準達成車：1%→0%
上記以外の自動車：2%→1%
上記の通り税率が軽減されるので、軽貨物運送業を始めることを検討している方で、車両の意購入を検討されている方は、は2021年3月31日までに軽貨物車両を購入することをおすすめします。
おわりに
環境性能割について適用される基準や税率を紹介しました。2021年3月31日までの間は軽減措置が適用されるため、お得に車を購入することができますね。これを機に軽貨物車両を購入し、軽貨物ドライバーを始めてみてはいかがでしょうか。
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