軽貨物車両を誰かに譲渡する場合や、車両の売買を行う場合には、車両の名義変更を行う必要があります。
今回は、軽貨物車両の名義変更について、申請に必要な書類や申請場所を紹介します。
名義変更に必要な書類
ここでは名義変更に必要な書類について紹介します。個人の場合と法人の場合で必要書類が異なるため、それぞれ見ていきましょう。
新しい所有者が個人の場合
新しく所有者になる人が個人の場合、必要書類は以下の通りです。
①新所有者の印鑑（認印または署名）
②自動車検査証
③住民票または印鑑証明書
④旧所有者の印鑑（認印）
⑤ナンバープレート
⑥自動車検査証記入申請書
⑦事業用自動車等連絡書
⑧軽自動車税申告書
⑥～⑧の書類は申請窓口でもらうことができるほか、インターネットでダウンロードすることも可能です。
新しい所有者が法人の場合
新しく所有者になる人が法人の場合、必要書類は以下の通りです。
①新所有者の印鑑（代表者印）
②自動車検査証
③登記事項証明書、商業登記謄本、印鑑証明書のいずれか1点
④旧所有者の印鑑（代表者印）
⑤ナンバープレート
⑥自動車検査証記入申請書
⑦事業用自動車等連絡書
⑧軽自動車税申告書
管轄が変更になる場合はナンバープレートが変わる
新しい所有者の所在地によって管轄が変わる場合は、ナンバープレートが新しく交付されることになります。ナンバープレートを紛失してしまった場合は車両番号標未処分理由書を提出することで新しく交付してもらうことができるようです。
名義変更を申請する場所
軽貨物車両の名義変更は管轄の軽自動車検査協会の事務所や支所で行います。また、新しく所有者となる人の所在地（車両を使用する本拠地）を管轄する協会事務所で申請を行わなければならないため注意が必要です。
申請手数料
名義変更の申請手数料は無料です。ただし、手続きは手間がかかるので、新所有者と旧所有者のどちらが手続きを行うか相談しておくといいでしょう。
おわりに
軽貨物車両の名義変更について、申請に必要な書類や申請場所を紹介しました。必要書類が多く面倒に感じますが、軽自動車検査協会に行けば丁寧に教えてくれるので、今回紹介したことを参考に手続きを行いましょう。
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